商品と価格を見定めた仕入れで
安価で良い商品を提供できるのが喜び。

商品本部
グロサリー商品部 リカー・非食品チーム マネージャー
田中大志郎
2014年新卒入社

CHAPTER.01

出店意欲が旺盛で、成長できる環境がまいばすけっとの魅力。

学生時代、アメリカ発祥の経営理論である「チェーンストア理論」というものを学び、興味を持ちました。これは企業活動を本社に集約させ、店舗はオペレーションに徹して多店舗を効率的に展開するという手法です。当時日本では実践できているところが少ないのではと感じた一方で、自分たちの生活に密着する部分を変えていける小売業の世界を覗いてみたくなりました。就職活動の際、まいばすけっとがこのチェーンストア理論に沿って大都市に店舗を大量に展開して行く戦略を採っており、成長性を感じたのが入社の決め手です。

新入社員は店舗の配属社員からキャリアをスタートしますが、新規出店が多く、多数の店舗で経験を積み、早い段階で店舗マネージャーとして活躍できたことは、自分の成長に大きな糧となりました。現在は商品本部で飲料・リカー部門のマネージャーをしていますが、店舗の経験があることで、どうすれば現場が指示を受けてオペレーションがスムーズにいくか、効率的に考えて動くことができています。

CHAPTER.02

仮説と分析で仕入れが成功すると嬉しい。

現在の仕事は、酒類と非食品の仕入れ業務のマネージャーとして仕入れをリードし、部下のバイヤーたちの育成も担っています。皆で議論しながら今後の品揃えや価格、施策の方向性を考え、年間の方向性を打ち出し、3C(市場・競合・自社)分析や調査を行って品揃えの計画を立てていきます。

酒類に関しては、昨今はメーカー側の価格改定が続き、対応力が問われています。最近もある取引先さまで価格改定があった時は、当社でどのような商品が売れているのか分析し、ある商品群が好調であることに注目しました。この商品群は競合と比べても大きな強みだと感じ、メーカーとの交渉で競合店よりも優位な価格設定をしつつも、販売では値上げ幅を抑制し、酒類全体の売上を落とさず好調を維持することができました。業界全体ではメーカーの値上げの影響は大きく、売上が落ち込んだ競合も多かったのですが、当社は分析を元に交渉をしっかりできたことで数字を上げることができました。バイヤーの仕事はこうした成果を出せるのが喜びです。

CHAPTER.03

仮説の結果が数字で見えるのがバイヤーの仕事の面白さ。

一つの仕入れが成功したからと言って、それで終わりではありません。この仕事は常に市場や周辺価格を見ながら短期間で調整していく柔軟性が問われます。バイヤーの仕事はそこが醍醐味です。自分が仮説を立てて実行した時に、必ず数字で結果が出てきます。仮説通りだったら「当たって良かった」と喜べますし、もし外してしまったとしても、分析すれば「これがダメだった」と分かります。一つ一ひとつの仕入れに対して学びがあり、「次はこうしてみよう」と改善を積み重ねることで経験値が増し、バイヤーとして成長していくことができます。

当社は本部が品揃えと価格を決めますが、全体の発注数が読める分、取引先さまとの交渉にも強みがあります。その分責任は大きいですが、売上が好調な時はお客さまのニーズに合ったものを良い価格で提供できたことに安堵します。当社の4つのコンセプトのうち、「近い」と「安い」に貢献できていることを誇りに、これからも生活に密着した品揃えと価格で、お客さまの期待に応えていきたいと思います。

よくある1日のスケジュール

9時
ディストリビューターとのミーティング。新規商品や販促商品の計画等の打ち合わせを行う
10時
チームミーティングで直近の実施事項の確認や課題解決に向けて話し合う
11時
営業への共有会議のための資料作成
12時
休憩
13時
メーカーさまとの商談で価格交渉や数量などを決める
14時
売上が課題のエリアへ赴き、自社の店舗や競合店を覗いて市場調査 分析材料となる情報を収集
18時
競合店調査を終えて直帰

入社後のキャリア

2014年4月

配属社員

2014年7月

サブマネージャー

2014年9月

店舗マネージャー

2015年2月

スーパーインテンデント

2015年8月

店舗マネージャー

2017年4月

エリアマネージャー

2020年3月

ディストリビューションチーム 担当

2020年5月

調味料・調理素材 担当

2024年4月

飲料・リカー マネージャー

2025年3月

リカー・非食品 マネージャー

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